こんにちは。
昨年に引き続き今年も国際ロータリー第2660地区の
地区大会にて演出を担当させて頂きました。
会場は同じくグランキューブのメインホールですが、
その中身は昨年とは全く異なり演出要素の高い内容となりました。
とくにご来賓の皆さまを紹介するシーンでは、
グループごとに登場し総勢80名を超える方々をすべて立ち位置に付け
名前を読み上げる演出がありました。
本番直前では「まだ受付に来ていない」とか
「近くまで来ているので間に合うかも」みたいな攻防が舞台裏で繰り広げられ
なかなかシビれる展開でした。
こういった場面で大切なのは正しい情報の入手と的確な判断に尽きると思います。
このシーンはガバナーの思い入れが強く失敗の許されないシーンでしたので、
事前のシミュレーションとリスク対策に注意を払いました。
その結果として大きな問題も無く
一番大切にしていた演出のテンポ感も出すことができ、
色々な方よりお褒めのお言葉を頂戴しました。
地区大会ではそのほかに人間国宝の大槻文藏さんによる能楽「翁」の披露や、
片岡リサさんの箏演奏など2日間わたり盛りだくさんの内容でしたが、
昨年とはまた違った開催内容で刺激的な現場となりました。
毎年開催される定例行事は基本的な構成は決まりものとしてあるものの、
前回とどの様に差別化するかが主催者の一番こだわるところであり、
様々な要望が企画段階から主催者より出されます。
我々はそのご意見を参考に希望や理想だけを追い求め過ぎず、
コンセプトや費用対効果を計画段階からよく検討し提案していくことになりますが、
大前提として如何に主催者との信頼関係を築きながら
意見交換が出来るかがポイントになると考えています。
コストを見ながら首を縦に振るか横に振るかだけを考えていては
主催者と同じ方向は向けないでしょうし、
出来もしないことを声高らかに語っても信頼は生まれません。
関西財界の大御所ばかりの実行委員会でしたが、
そんなことを考えながら取り組んだ2年間でした。