こんにちは。
2月7日(火)に大阪城ホールにて「ユスト高山右近列福式」が執り行われ
舞台監督を担当させて頂きました。
約1年前から推進が始まりその間は列福式について色々と勉強させて頂きましたが、
日本で列福式は過去に1度しか行われておらず、
その一回もスタジアムで開催され少し条件が異なりましたので
色々と手探りの中で進めてまいりました。
計画の初期段階では私はミサの司式進行に関わることはなく、
あくまで技術チームのとりまとめ的な役割としてのお話しでしたが、
とはいえ80人のオーケストラや900人の聖歌隊が入り中継カメラを入れて
Pinマイクを10波以上使用となると、
司式進行の中身に首をグイグイ突っ込んでいかないと現場で困る人が続出することは
容易に想像できました。
当初の協会での司式打合せでは「舞台監督?はて?」みたいな感じで
イマイチなにをする人なのか理解されていませんでしたが、
現場では私の作成した進行台本で皆さま司式進行をされていましたので
結果的にグイグイ行ってよかったなと改めて思いました。
それでも、前日のリハーサルは司式関係者もさすがに不慣れなせいもあり、
また大阪城ホールということもあって、
そこもグイグイ首を突っ込むべきか!?と少し悩みましたが、
さすがにミサの事ですので仏教徒のわたしにはその勇気はありませんでした…。
列福式には1万人以上の方が参加され、
YouTubeのライブ配信では世界中のかたが視聴されていたようです。
400年以上前の人物であるユスト高山右近の列福に関わることができ
「新たな引き出し」が出来たな…と思いつつ
今後の列聖に向けての活動も気になるところであります。